患者様に寄り添い「自分らしい生活」をサポート作業療法学科

4年課程(昼間)/定員40名(男女)/付与される称号:高度専門士

INDEX

学科紹介

知識・技術・こころを学び、
生活に障がいを持つ人をサポート。

作業療法士とは、身体的・精神的な機能に障がいを持つ人々に関わる職業です。障がいを持つ人が置かれている状況により関わり方も千差万別で、多様な対応ができる人材が望まれます。本学科には、資格取得に必要な知識や技術だけでなく、豊かな人間性を構築できるカリキュラムも組まれています。障がいを持った人々は身の回りの動作が辛くなったり、人とのコミュニケーションが困難になったりするなど、家庭や社会で生活しにくくなることがあります。作業療法士はその生活のしづらさの原因を、身体的・精神的・環境的側面などの様々な方向から分析します。作業療法の特長は、多くの作業活動を用いて、生きがいや意欲を引き出すよう関わることができる点にあります。色々な治療手段を用い、障がいを持っている全ての人が、その人らしく生活できるようサポートするのが作業療法です。

本学科の特長
  • 一人ひとりの個性を大切に、作業療法士になるための知識・技術を教員一同で指導します。
  • 初めての医療系の授業も楽しく学べるよう、小グループでの学習や個別指導を行います。
  • 国家試験合格をめざした特別講義に力を入れています。
  • 病院などの学外で行う実習を多く取り入れています。
  • WFOT(世界作業療法士連盟)認定の学科です。
取得できる資格

作業療法士国家試験受験資格

厚生労働大臣指定の作業療法士養成校である本校では、卒業と同時に作業療法士国家試験の受験資格が取得できます。
めざす資格
  • 福祉住環境コーディネーター 2級
  • 障がい者スポーツ指導員 初級
卒業後の活躍の場
  • 総合病院、大学附属病院、リハビリテーションセンターなどの医療機関
  • 介護老人保健施設、デイサービスなどの高齢者介護・福祉施設
  • 精神科病院、精神保健福祉センターなどの精神障がい分野
  • 発達支援センター、療育センターなどの発達障がい分野
  • 保健所、保健センターなどの行政機関 など
作業療法士へのステップ

本学科の卒業時には高度専門士の称号が付与されます。高度専門士には大学卒業者と同様に大学院への入学資格が与えられますので、本学科を卒業した後には、大学院への道を選択し、修士さらには博士の学位を取得することもできます。

学科DATA

2019度(2020年3月卒業生)

  • 専門職就職率
  • 100%求人倍率:264.2倍

2019年度(2020年3月卒業生)

  • 作業療法士
    国家試験合格率
  • 100%全国平均合格率87.3%

2019年度就職状況(分野)

卒業生就職先例※一部抜粋、敬称略、順不同

  • 医療法人湖山荘 福島松ヶ丘病院
  • 一般財団法人脳神経疾患研究所付属 総合南東北病院
  • 医療法人社団三成会 南東北春日リハビリテーション病院
  • 医療法人社団慈泉会 介護老人保健施設 ひもろぎの園
  • 一般財団法人温知会 会津中央病院
  • 一般財団法人竹田健康財団 竹田綜合病院
  • 医療法人ケアテル 介護老人保健施設 ケアテル猪苗代

卒業後の主な活躍の場※一部抜粋

  • 一般病院介護施設

    リハビリテーション・チームの一員として、基本的・応用的動作能力の改善や、地域生活の向上をめざします。

  • 精神科(病院・通所)

    対象者の疾病管理や社会生活技能の向上、そして、その人らしい生活を送ることから就労支援まで幅広くサポートします。

  • 療育機関

    運動や発達に障がいのある子どもの成長を支援し、自立した生活を送るための環境づくりにも働きかけます。

カリキュラム

※一部抜粋
1年次
リハビリテーションの理念と役割を学びます
科 目
基礎分野 哲学、心理学、法学、医療倫理、社会福祉学、統計学、保健体育 他
専門基礎分野 骨・筋系解剖学、内臓系解剖学、神経系解剖学、解剖学実習Ⅰ、神経機能生理学 他
専門分野 基礎作業療法学、作業療法演習Ⅰ、作業療法概論、生活環境論、看護・介護概論
2年次
作業療法の専門科目を学習します
科 目
基礎分野 英会話Ⅱ
専門基礎分野 解剖学実習Ⅱ、運動学Ⅱ、人間発達学、病理学、臨床心理学、内科学、整形外科学 他
専門分野 応用作業療法学、作業療法演習Ⅱ、作業療法評価・測定論、精神科作業療法評価学、日常生活技術論、高次脳機能概論、見学実習
3年次
即戦力となる知識・技術を育成します
科 目
専門基礎分野 理学療法概論、言語療法概論
専門分野 障害者スポーツ、臨床作業療法学、リハビリテーション工学演習、精神科作業療法治療学、発達障害作業療法学、評価実習 他
4年次
臨床実習を中心に具体的な治療法を学びます
科 目
専門分野 作業療法研究法、作業療法マネージメント概論、総合演習、臨床実習

作業療法学科の時間割(例)〈1年生〉

 
mon tue wed thu fri
1時限目/9:00〜10:30 運動学Ⅰ 統計学 作業療法概論  人間発達学
2時限目/10:40〜12:10 外国語(英語) 解剖学Ⅰ 保健体育 生理学Ⅱ 解剖学Ⅱ
3時限目/13:00〜14:30 作業療法演習Ⅰ 社会福祉学 生理学Ⅰ 法学 基礎作業療法学
4時限目/14:40〜16:10       化学 心理学

[基礎作業療法学]

この授業では、木工でCDラックなどを作る作業を通して、「作業とは何か」「作業療法士はなぜ作業を用いるのか」といった基本的知識と技術を学びます。どんなモノを作るか計画し、作業工程を確認して、制作を進めます。

目的を持って、徐々に完成に向かう経験は、障がいを持つ方の心と身体の支えとなります。

手の動かし方や完成した時の喜びを体感することで、作業分析ができるようになります。

作業療法学科 教員紹介

学科長

たかの しんいち高野 真一

資格、学位等
作業療法士
担当科目
応用作業療法学/日常生活技術演習/末梢神経系作業療法学/ハンドセラピー概論

臨床現場の面白さを伝えます

当校を卒業後、県内の病院に勤務し、山間部を中心に訪問リハビリテーションや施設の通所サービスに携わってきました。知識技術だけでなく、実際に働く(臨床現場の)面白さを伝え、「やっぱり作業療法士になりたい!」を持ち続けながら勉学に励めるよう支援できればと思っています。

学科長

たかの しんいち高野 真一

担当科目
応用作業療法学/日常生活技術演習/末梢神経系作業療法学/ハンドセラピー概論

作業療法士

臨床現場の面白さを伝えます

当校を卒業後、県内の病院に勤務し、山間部を中心に訪問リハビリテーションや施設の通所サービスに携わってきました。知識技術だけでなく、実際に働く(臨床現場の)面白さを伝え、「やっぱり作業療法士になりたい!」を持ち続けながら勉学に励めるよう支援できればと思っています。

主任

うすい しゅんすけ薄井 俊介

担当科目
精神科作業療法/老年期作業療法/日常生活技術論/レクリエーション

作業療法士

楽しさを伝え、生活を考える

社会人を経験してから作業療法士を目指し、身体障害、老年期、精神障害と経験を重ね、教育の場に入りました。学生に作業療法の楽しさを伝え、対象者の生活を考えることのできる人材を育てたいと考えています。また作業療法士としての卒後教育、生涯教育にも注力します。

教員

たなか きぬよ田中 絹代

担当科目
発達障害作業療法学/地域作業療法学/運動学

作業療法士/修士(開発学)

視野の広い作業療法士の育成を

日本では肢体不自由児施設に勤務、マレーシアでは国際協力機構(JICA)やNGOに所属し、地域リハビリテーション(CBR)や障がい児に携わっていました。障害を持った子どもだけでなく、家族支援や地域社会支援まで視野に入れた作業療法士の育成を目指しています。

教員

とみなが たかゆき富永 孝之

担当科目
作業療法概論/作業療法評価学/基礎作業療法学/応用作業療法学/臨床実習

作業療法士

あなたを待つ人のために「顔晴れ!」

大学を卒業後、市役所勤務を経て、夜学で学び資格を取りました。臨床では、回復期(〜維持期)の病院と介護老人保健施設で働き、教壇に立ちました。私は即戦力の職人を育てたいと思っています。あなたのために、あなたを待つ人のために「顔晴れ!」です。

教員

はがわ たかゆき羽川 孝幸

担当科目
精神科作業療法学

作業療法士

対象者の気持ちを考えた実践を

臨床では精神障害の方の支援を行ってきました。人との関わりは専門知識の習得だけではうまくいきません。対象者の気持ちや考えを汲んだ実践ができるように、一緒に考えていきましょう。

教員

よしだ くみ吉田 久美

担当科目
神経内科学/臨床作業療法学

作業療法士

実践の面白さや充実感を学びましょう

臨床では精神障害の方の急性期入院治療から慢性期入院治療、退院支援、地域支援に携わってきました。また発達障害の方の療育や教育のお手伝いもしてきました。作業療法は対象になる方の人生を豊かにする治療です。その多様な治療過程を学ぶこと、実践することの面白さや充実感を味わいながら、能動的に学べるよう全力で援助していきます。

作業療法学科

リハビリの目標は十人十色。
一人ひとりの物語に
寄り添える存在になりたい。

相楽 優菜さん2015年度卒業

勤務先

医療法人社団三成会 南東北春日リハビリテーション病院

私が担当しているのは脳血管疾患や脊椎損傷などの治療を終えた回復期の方たちです。食事をする、お風呂に入るなどの生活行為を中心にリハビリを行なっています。リハビリは、患者様が自主的に取り組むことで初めて回復につながります。だからこそ、その患者様にとって最善のリハビリ方法を一緒に考え、前向きな気持ちで取り組めるよう支援しています。「今日はこれができるようになった」「昨日よりも上手にできた」など、患者様のできることに目を向けて声を掛けるようにしています。
今の病院では、1人の作業療法士が1人の患者様を長く担当します。入院中の患者様だけでなく、退所後も継続して通院する方も多いので、回復していく過程を長く見届けられるのが嬉しいですね。元々、子どもに関わる仕事もやりたいと思っていたので、いつか小児リハビリにも携われるようになりたいと思っています。
作業療法士の仕事は、元通りに身体を動かせるようにすることではありません。リハビリの目標は人によって異なります。ただ「歩けるようになる」ではなく「歩けるようになって畑仕事に戻り、採れた野菜を孫たちにふるまいたい」とか、「手が動かせるようになる」ではなく「以前のように包丁を握って料理がしたい」というように、一人ひとりに“目標=物語”があります。それに寄り添える作業療法士になりたいですね。

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