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こども未来学科

「子どもたちに関わること」と
「体を動かすこと」を両立。
自分にとって理想の仕事だと思います。

2017年度卒業

山口 敦士さん

[勤務先]株式会社こども体育研究所

幼児体育講師として子どもたちに体を動かすことの楽しさを伝えるのが私の仕事です。担当している5つの幼稚園で、午前中は縄跳びや跳び箱などの運動遊びを園児に教えています。午後は体育クラブを希望する園の子どもや小学生に、体育を通して体を動かすことの楽しさや体力作りを指導しています。元気いっぱいの子どもたちと一緒に私自身も楽しむことを心掛けています。
実は、私は郡山健康科学専門学校を卒業後、保育所に勤務しましたが、仕事に不安を感じて退職した経験があります。その時、担任だった先生に相談をしたところ、私の長所や特技を発揮できる仕事を探してくださり、紹介してもらったのが今の職場でした。卒業後も続く手厚いサポートのおかげで、自分の好きな「子どもと関わること」と「体を動かすこと」の両方が叶うこの仕事に就くことができました。今の職場には小学校や中学校の教員をめざしながら働いている人も多くいます。「初対面の園児と打ち解けるのは難しい」という話を聞きますが、私の場合、保育の経験があったのでスムーズに入っていくことができました。私の指導を通して「苦手だったことが好きになった」「できなかったとことができるようになった」子どもたちを見ていると、とてもやりがいを感じます。今は本当に充実した毎日ですね。

介護福祉学科

利用者様の目線に立って、
一人ひとりに合わせた生活支援を
心掛けています。

2016年度卒業

富山 優妃さん

[勤務先]社会福祉法人郡山清和救護園 養護老人ホーム 希望ヶ丘ホーム

私が介護福祉士をめざしたのは小学6年生の時です。幼い頃から一緒に過ごし、大好きだった祖母の介護が必要になり、それを近くで見ていたことがきっかけでした。
現在働いている養護老人ホームには、自分で買い物や食事に出かけることができるほど元気な方から、認知症などの介護が必要な方まで、幅広い方が入所されています。また、経済的な理由や虐待を受けた方など、事情を抱えて入所している方もたくさんいます。元気な方には納得してもらえるまでお話を聞く、体が不自由な方には理学療法士の指導を基に個別のリハビリを行うなど、利用者様一人ひとりの立場に合わせた生活支援を心掛けています。74名の利用者様の好みや性格、状態などを把握するのは大変ですが、長いお付き合いの中で細かな変化に気づけるようになり、信頼関係も徐々に築けてきたように感じます。「ここにきて良かったよ」「ありがとう」と言葉を掛けられる度に、この仕事をやっていて良かったと思います。
様々な施設の実習で、いろんな人を見ることができた経験や、自分で考えることを重視した専門学校での学びが、今の仕事でも多くの場面で役立っています。また、同じ目標を持ち同じ道に進んだ学生時代の仲間たちは、今でも良き相談相手であり、切磋琢磨できる存在です。

メディカルスポーツ柔道整復学科

患者様からの「ありがとう」
「楽になったよ」の言葉が
何よりのやりがいです。

2017年度卒業

佐藤 千晶さん

[勤務先]医療法人慈繁会付属 トータルヘルスクリニック

卒業後はデイサービスに勤めていましたが、現在はクリニックの生活リハビリテーション科で患者様の手技療法を担当しています。患者様との関わり方は以前の仕事と共通する部分も多いですが、医療現場で働く立場になり、郡山健康科学専門学校で習った基礎医学の大切さを実感しています。ここでは医師の処方箋に基づいて手技療法やリハビリを行うので、患者様が安心して施術に臨めるのが特徴です。ただ、処方箋はありますが、具体的な施術は患者様ごとに変わってきます。たとえば同じ肩の手技療法を行うにしても、筋肉の硬さや脂肪の付き具合は人によって違ってくるため、効果的な施術になるよう、押し方や体重の乗せ方などを意識的に変えています。また、同じ強さで施術をしても痛いと感じるか心地よいと感じるかは人それぞれです。患者様への丁寧な問診や施術中のコミュニケーションも欠かせません。
ここに来る患者様は長年の痛みや悩みを抱えている方が多いです。施術の際、私が笑顔でいないと気持ちまでどんよりしてしまうので、目線をできるだけ合わせながら少しでも痛みが和らぐように接しています。手技療法で「痛みが楽になったよ」「ありがとう」と感謝してもらえるのがやりがいです。中には施術直後から長年の筋肉の張りが和らいだ患者様もいて、自信にもつながっています。

作業療法学科

リハビリの目標は十人十色。
一人ひとりの物語に
寄り添える存在になりたい。

2015年度卒業

相楽 優菜さん

[勤務先]医療法人社団三成会 南東北春日リハビリテーション病院

私が担当しているのは脳血管疾患や脊椎損傷などの治療を終えた回復期の方たちです。食事をする、お風呂に入るなどの生活行為を中心にリハビリを行なっています。リハビリは、患者様が自主的に取り組むことで初めて回復につながります。だからこそ、その患者様にとって最善のリハビリ方法を一緒に考え、前向きな気持ちで取り組めるよう支援しています。「今日はこれができるようになった」「昨日よりも上手にできた」など、患者様のできることに目を向けて声を掛けるようにしています。
今の病院では、1人の作業療法士が1人の患者様を長く担当します。入院中の患者様だけでなく、退所後も継続して通院する方も多いので、回復していく過程を長く見届けられるのが嬉しいですね。元々、子どもに関わる仕事もやりたいと思っていたので、いつか小児リハビリにも携われるようになりたいと思っています。
作業療法士の仕事は、元通りに身体を動かせるようにすることではありません。リハビリの目標は人によって異なります。ただ「歩けるようになる」ではなく「歩けるようになって畑仕事に戻り、採れた野菜を孫たちにふるまいたい」とか、「手が動かせるようになる」ではなく「以前のように包丁を握って料理がしたい」というように、一人ひとりに“目標=物語”があります。それに寄り添える作業療法士になりたいですね。

理学療法学科

患者様にとって最初のセラピスト。
責任と達成感のある仕事です。

2015年度卒業

鈴木 奈緒さん

[勤務先]医療法人社団恵周会 白河病院

現在は急性期のリハビリテーションや入院・外来の患者様への介入、栄養士とタッグを組んで血糖コントロールや運動指導などを行なっています。この職場を選んだ理由は、患者様にとって最初に関わるセラピストになれるから。手術後、最初のリハビリに携わるセラピストの印象が悪いと、リハビリに対しても一生悪いイメージが残ってしまうかもしれません。それだけ責任もやりがいも大きい仕事です。たとえば以前、まだ40代で脳血管疾患にかかった患者様を担当したことがありました。ご自身も覚えていない集中治療室に入っていた時期からリハビリをスタート。障がいが残るかもしれないと懸念されていましたが、入院中や退院後も懸命なリハビリを続けた結果、車の運転や仕事復帰ができるほどに回復されたんです。本当に嬉しくて抱き合って喜んだのを覚えています。リハビリテーションの重要性や素晴らしさを改めて実感できました。
郡山健康科学専門学校での思い出はたくさんありますが、中でも客観的な臨床能力を問われるOSCE試験でクラス全員が不合格になったのが印象に残っていますね(笑)。でもその時の経験が、臨床での評価やリスク管理など、今の仕事に活かされていますし、常に学び続ける姿勢も学生時代に身につきました。結果的に全員が国家試験に合格できました。今でも交流が続く仲間と出会えたことは私にとって大きな宝物です。

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