作業療法学科

患者様が大事にしている作業や役割を取り戻せるように支援することの責任とやりがいを実感しています。

2015.3月卒

塚田 徹さん

[勤務先]郡山医療生活協同組合 桑野協立病院

病院の作業療法室では、整形疾患や脳梗塞などで入院されている患者様に対して生活行為への介入を行なっています。現在の生活能力の評価をし、日常生活動作の向上をめざすとともに、生活環境の調整も行います。この学校で学んだことで印象に残っているのは、「患者様が大事にしている作業や役割を取り戻せるように支援する」という考え方。実際に働いてみて、その大切さを実感しています。例えば、脳梗塞の女性の患者様で、左半身にマヒが残った方がいらっしゃいました。リハビリでやっと杖をついて歩けるようになり、自宅に似せたセッティングで調理訓練を始めた時のことです。スイッチが入ったように、ふと「やっと主婦に戻れた」って言われたんです。患者様にとって、旦那様の食事の支度ができることが大事だったんだと、その時はっきり分かりました。当然、まだまだ危なっかしい作業だったのですが、私たちは、その役割を失くさないようにサポートすべきなんだと感じました。卒業する時に、先生がとても真面目な顔で「患者様を愛しなさい」と言われたんですが、こういうことかなと実感した出来事でした。後輩たちにアドバイスするとしたら、学生時代はいっぱい遊んだほうが良いと言うことでしょうか(笑)。多くの経験や体験が、患者様のちょっとした言動から気付きを得る力になると思うのです。

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